日本人はいったい何時間睡眠しているのか?その実態を知る

2017.12.11

睡眠不足が日本経済をマイナスに!?

皆さんは毎日どのぐらい睡眠時間をとっていますか? 1日6時間という方もいれば8時間といった方もいることでしょう。こうした睡眠時間に満足をし、快適な生活を送っていると感じる方はどのぐらいいるのでしょうか。実は日本人全体で見ると睡眠時間が短くなる傾向にあります。このことは日本経済にマイナスの影響を与えかねません。いったい、日本人の平均睡眠時間はどのようになっているのでしょうか。そして、その平均睡眠時間から、どのようなことがいえるのでしょうか?

睡眠時間が6時間未満の人が増大中

厚生労働省「平成27年国民健康・栄養調査結果の概要(公表日:2016年11月14日)」によれば、成人の1日の平均睡眠時間は、男女ともに「6時間以上7時間未満」がもっとも高くなっているものの、6時間未満の者の割合がここ10年で増加傾向にある点を見逃すことができません。

平成27年における調査では、20歳以上の男女計で、6時間未満の睡眠をとる人の割合は39.5%。6時間未満の睡眠をとる方で日中に眠気を感じる方の割合は他の層よりも高く、男性で44.5%、女性で48.7%という結果になっています。

こうした状況から想像できることは、日中の眠気が生産性の低下につながるそれがあること。また、疲れがたまることは仕事だけではなく、さまざまな側面でマイナスの影響をもたらす恐れがあることを考慮すると、この状況を変える必要があると誰しもが感じることでしょう。

睡眠不足による経済損失額は15,0171億円!?

米国のシンクタンク「ランド研究所」の調査によれば、こうした日本人の睡眠不足の状態がもたらす日本の経済損失は、15,0171億円に達するとのことです。この金額は、5か国(米、英、独、カナダ、日本)の中で最大と想定されており、この損失がいかに日本経済にマイナスとなっているかがおわかりになっていただけることでしょう。

この点は、個人、日本国双方から見て睡眠不足の解消をしっかり行うべきだという警告とも捉えることができます。

企業は既に動いている

実はこうした状況を打破するために、既に対策を導入する企業も出始めています。2017年1月から、社員の健康維持と生産性向上を目的に、在宅勤務やインターバル勤務制度を導入している企業もあります。休息8時間を義務とし、働き方の改革を行っているのです。

こうした動きは大企業を中心に今後進んでいくものと思われます。休息をしっかりとれるようにした方が、仕事も生活もはかどり生産性が向上する。そのような流れへとさらに変わっていくことでしょう。

睡眠時間が短いと過労死にもつながるおそれあり

このように、長く働けばよいという時代ではなくなってきています。過労死の問題などは長時間勤務といった点から発生しているのです。今後は時間管理をしっかり行い、働く、休むを使いわけることが経済にとっても個人にとってもプラスとなっていくことでしょう。

働くときは働き、休む時は休む。私たちでできることの第一は、睡眠時間の確保です。睡眠時間の確保が日本経済にプラスの貢献となり、皆さんの健康にもプラスとなります。今後は仕事のやり方、睡眠のとり方を変えることが社会全体としても求められることになっていくかもしれません。

伊藤 亮太ライター:伊藤 亮太
ファイナンシャル・プランナーとして、週刊東洋経済、日本経済新聞などの経済誌や金融機関をはじめ、執筆、講演活動は多岐にわたる。専門家の視点から睡眠・寝具に関する情報を発信。
 

Recommend

続けて読みたい!あなたにオススメの記事

Ranking

READ MORE

Keywords

眠りについて睡眠環境
商品知識体験談
ホテル
「Serta」サータマットレスプレミアムホテルキャンペーン
TVCM公開中!

PAGE TOP