「レム睡眠」「ノンレム睡眠」を知ることでわかる「睡眠」のすべて!

2016.08.24

すでに知っている方も多いと思いますが、「睡眠」には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。これらを知ることで「眠り」が見えてきます。「質のいい睡眠」はこの「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」をバランス良く取ることができているかどうか。睡眠のメカニズムを知ることで眠りの質を向上させることができるようになります。

眠っている間に何が起きている?

睡眠には「深い眠り」と「浅い眠り」があり、これが「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」です。これを4、5回ほど繰り返すのがよい眠りなのです。深いノンレム睡眠中に、私たちの身体ではどういうことが起こっているか、日々解明されつつあります。

その大きな役割のひとつに、脳の老廃物を排出する、という作用があります。この作用は、24時間の中でも深い「ノンレム睡眠中」にしか起こらないことが判明しています。深く眠ることでしか脳はリフレッシュできないのです。

繰り返される「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」

眠りに入ると、ウトウトとしてきます。その後、45分ほどで深い眠りに落ちていきます。そしてまた、(寝たばかりのウトウト状態よりも深い)浅い眠りにつきます。これが80~100分ほどのサイクルで4回ほど繰り返されます。そして目覚めが近づくにつれ、深い眠りもだんだんと浅くなっていき、やがて目覚めます。

脳が働く「レム睡眠」と脳を休める「ノンレム睡眠」

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の違いは、睡眠の深さと役割にあります。

「レム睡眠」は、脳の眠りは浅い状態にあります。

一方、「ノンレム睡眠」はその逆で、深い眠りに落ちていて、脳と身体がリラックスする眠り。脳がリラックスする事により脳は自分で脳内のメンテナンスを行います。これは、身体だけでなく脳の疲労回復につながります。

熟睡するための睡眠サイクルを整えよう

睡眠時間の2割は「レム睡眠」、8割は「ノンレム睡眠」です。脳はそれだけ休息を必要としています。「ノンレム睡眠」の後に「レム睡眠」が来る、その1サイクルを4~5回繰り返すうち、一番深い睡眠が取れるのは1、2セット目です。3サイクル目から浅く、時間が短くなります。そのため、寝入りばなの3時間で深い2セットがきちんと取れれば、脳はかなり休まります。「レム睡眠中」は記憶の整理や夢を見たりしています。浅い「レム睡眠」のときに起きれば、すっきり起きることができます。

睡眠のサイクルが乱れると高まる病気リスク

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返すことで、脳と身体がバランスよく休まり、疲れが取れていきます。新陳代謝を促す成長ホルモンも、このサイクルに従って分泌されます。また、脳の老廃物は深い「ノンレム睡眠」のときにしか排出ができません。

このサイクルが乱れると、不眠や体調不良を起こしますので、症状が悪化する前に手を打ちましょう。

悩みごとに注意! 睡眠の最大の敵はストレス!

「眠れない」と悩みすぎると、よけい眠れなくなりますし、日中受けたストレスが強ければ神経が緊張し眠れなくなることもあります。また、ストレスにより発生した活性酸素が覚醒を促し、睡眠を中断させる原因にもなります。取り去ることは難しいですが、野菜を積極的に摂るなどして、ストレスによって発生した活性酸素を除去する事で睡眠への悪影響は軽減できます。睡眠の最大の敵はストレスです。

老化防止や美肌作りに有効な入眠直後の深い眠り

入眠直後の深い眠りに、脳下垂体から成長ホルモンがまとめて分泌されます。その後の浅い「ノンレム睡眠」や「レム睡眠」どきにはほとんど分泌されないことが知られています。

成長ホルモンはその名の通り、身長や骨格の形成など、身体を成長させる働きをします。これは成長期だけでなく大人になっても分泌されていて、疲労回復、細胞修復、新しい細胞を作り出すなど、新陳代謝を促進させる働きをします。

しかし、眠りが浅いと、分泌は3割程度まで減ってしまうので、老化防止や美肌作り・ダイエットのためにも深い睡眠は必要となります。

ですから、成長ホルモンを得るためにも材料となる栄養バランスを整え、安定した深い睡眠をとることが必要になってきます。

監修:睡眠栄養指導士協会 代表 山口真由子

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